研究助成

「芝草研究助成」公募案内

日本芝草学会は、芝草学の発展のため、若手研究者および技術者を対象として、下記の要領で研究の助成を行います。

1. 研究課題:

芝草学の発展に寄与するもの

2. 応募資格:

本学会の正会員または学生会員で、35歳以下の個人とする。

3. 助成件数・金額:

1件15万円で2件以内。使途は研究推進を目的とした備品費、消耗品費、旅費・交通費、雑費等とする。

4. 研究助成期間:

原則として、2017年4月1日から1年間とする。

5. 応募要領:

・希望者は、研究課題名(40字以内),研究の概要(400字程度)ならびに氏名、所属、連絡先、電子メールを明記の上、2016年12月14日(水)必着で、書面で学会事務局に送付すること(メール送信、FAXも可)。

・様式は任意とする。

・学生(大学院生を含む)が申し込む場合、指導教員の推薦状ならびに研究実績(学会発表、論文等)を併せて提出すること。

6. 採 否:

本学会の学会賞選考委員会で採否を決定し、その結果を2016年12月末日までに本人に通知する。

7. 成果の公表:

研究成果については、当学会春季大会における口頭発表または本学会誌に論文として公表することを原則とする。

本件に関するお問い合わせ・連絡先は以下の通りです。

日本芝草学会事務局

〒110-0016 東京都台東区台東1-26-6 植調会館内

電話 03-3834-6385 FAX 03-3834-6888

Eメール jsts●jcom.home.ne.jp

(●を@に書き換えて下さい)

これまでの助成対象者

平成22年

・ Zu Ran氏(鳥取大学大学院)

「バーミューダーグラスにおける耐塩性機構の解明」

平成21年

・ 大木歩美氏(宇都宮大学)

「スズメノカタビラの繁殖特性に関する形態的研究」

平成20年

・ 飯野徳子氏(東京農業大学大学院)

「芝生によるヒートアイランド対策としての二酸化窒素の浄化能に関する実験的研究」

・ 福田美紀氏(同志社大学)

「オーバーシードの時期の子どもの気持ちの変容-芝生化1年目と数年目の比較から-」

・ 永野貴裕氏(日本大学)

「土壌ならびに利用と管理の条件が校庭芝生の存続に与える影響」

平成19年

・ 平 拓人氏 (明治大学農学部)

「ゴムチップの形状の違いが摩擦力のかかる芝生に及ぼす影響」

・ 齋藤宮子氏 (宇都宮大学農学部)

「Bacillus属を用いたサッチコントロールに関する基礎的研究」

・ 佐藤 文氏 (東京農業大学大学院)

「芝草による土壌中のCdの吸収除去に関する研究」

平成18年

・ 藤本 誠氏(明治大学大学院)

「暖地型芝草の病害抵抗性育種に関する研究」

・ 高久聡司氏

(東京工業大学大学院)

「地域と学校の関係の再構築における校庭芝生化の可能性-NPO団体の役割・機能に着目して-」

平成17年

・ 具光潤氏(宇都宮大学)

「ギンゴケの生態生理とその成長制御に関する研究」

・ 田中聡氏(京都大学)

「公共芝地の雑草植生を規定する土壌環境要因の分析」

・ 浅井俊光氏(東京農業大学)

「芝草の刈取り再生能による土壌中カドミウムの吸収除去に関する研究」

平成16年

・ 田村季実子氏(明治大学)

「芝草病害の発生と環境要因の解析に関する研究」

・ 橋本文恵氏(日本大学)

「小中学校校庭における芝生化の経緯と現状ならびに関係者の意識について」

平成15年

・ 齊藤学氏(日本大学)

「高温期における寒地型芝草の管理手法に関する研究」

平成14年

・ 張文三氏(東京農業大学)

「省管理型芝生、芝生屋根材料としての Zoysia tenuifolia の特性解明に関する研究」

・ 林烽柱氏(千葉大学)

「混生芝生の共存安定性に関する研究」

・ 青木則明氏(西日本グリーン研究所)

「クリーピングベントグラス数品種の特性調査と栽培管理技術の確立に関する基礎的研究」


JGIA特定課題研究者助成

日本芝草学会「特定課題研究助成」の公募

日本芝草学会では2009年度から,研究基盤の向上と学会のさらなる活性化を図るため,「特定課題研究助成」を開始しました。

これは,『今とくに必要とされている研究テーマ』を学会内から広く提案していただき,その中から学会がとくに重要と認めるもの(特定課題)を選定し,助成するものです。

これにより,学会がその課題の重要性を認識し,その課題に関する研究を活性化し,現場の課題解決につなげると同時に,大会での研究発表や研究論文投稿の増加,さらには学会員数の増大を図ることを目的としています。

本助成は,原則として,毎年応募を募り,1件30万円以内,毎年2件程度とします。成果は公表することを原則とし,会計報告を求めます。研究の期間は最長で2年とします。

なお,助成開始に至った経緯および研究助成に関する要綱は,「芝草研究」第38巻第2号の「会告」をご参照下さい。

【研究テーマ】

本年度は昨年度に引き続き,下記の研究テーマとします。

1. 芝草の生理・生態に関する研究

2. 芝草の維持管理・保護に関する研究

3. 芝生造成・利用に関する研究

以上は便宜上のものであり,別途に研究テーマとそれを具体化する小課題を設定していただいてかまいません。

【応募方法】

上記の研究テーマを参考にして,具体的な研究計画を次ページの応募様式に従って作成し,2016年12月14日(水)必着で,日本芝草学会事務局まで送って下さい(メール送信可)。

この助成では,研究者と現場技術者が必要に応じてチームを作り,共同で課題の解決に当たることを期待します。研究責任者は学会正会員としますが,チームには学会員以外の方が加わっていただいても結構です。

応募いただいた研究を学会賞選考委員会で選考し,研究助成対象を選定します。

【応募・問い合わせ先】

日本芝草学会事務局

〒110-0016 東京都台東区台東1-26-6 植調会館内

電話 03-3834-6385 FAX 03-3834-6888

Eメール jsts●jcom.home.ne.jp

(●を@に書き換えて下さい)


2010年

中西せい子・宮島葉子・一谷多喜郎((財)関西グリーン研究所)・中西恒((社)宝塚ゴルフ倶楽部)

研究分野:芝草の維持管理・保護に関する研究

研究課題:「芝草の生育調査ならびに葉身分析による健康診断・科学的管理」

トップへ戻る